長野・佐久長聖、14失点で初戦突破ならず

【第104回全国高校野球  高松商(香川)―佐久長聖 (長野)】試合に敗れ肩を落とす佐久長聖・寺尾拳聖(左)に寄り添う佐久長聖・藤原弘介監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
【第104回全国高校野球  高松商(香川)―佐久長聖 (長野)】試合に敗れ肩を落とす佐久長聖・寺尾拳聖(左)に寄り添う佐久長聖・藤原弘介監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

第104回全国高校野球選手権大会第6日の11日、4年ぶり9度目の出場となる長野県代表、佐久長聖は第2試合で高松商(香川)と対戦。中盤までは2点を追う展開だったが、結局16安打を許し、14-4で完敗した。夏の甲子園では、前回出場した平成30年の第100回大会以来となる初戦突破はならなかった。

佐久長聖の先発は背番号10番の広田。制球が定まらず苦しみながらも、序盤は無失点で切り抜けた。

四回、失策なども絡んで2点を先取されたが、その裏、すかさず反撃を開始。岡田と寺川の内野安打で、2死から一、三塁の好機を作ると、小泉が適時右前打を放ち、1-2と食い下がる。

両チームともに得点を重ね、2点差で迎えた七回、ここまで粘りの投球を見せていた広田が大会屈指の好打者と評判の浅野につかまった。

「その深さまで持っていくのか」(広田)と思わず振り返った大会第11号となる2打席連続の一発を浴び、広田は降板した。

勢いに乗る相手打線に八回、打者一巡の猛攻を許し2-13とされたその裏、佐久長聖も意地を見せる。4番・寺尾がフェンス直撃の左越え三塁打を放つと、寺川も左翼線への適時二塁打で続くなどして2点を奪い返した。

だが、九回にも追加点を許し、力尽きた。

主将の寺尾は「先制点を取られ、自分たちの流れに持っていけないまま後半にも点を取られてしまった」と悔しがった。「甲子園で勝つことを目指してきた。この目標は後輩につないでいきたい」。3年生キャプテンはこう話し、後を託した。(星直人)

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