仙台育英、5投手継投で完封リレー 18人全員を起用

【仙台育英-鳥取商】勝利を収め、アルプススタンドに向かって走り出す仙台育英ナイン=8月11日、甲子園(斉藤佳憲撮影)
【仙台育英-鳥取商】勝利を収め、アルプススタンドに向かって走り出す仙台育英ナイン=8月11日、甲子園(斉藤佳憲撮影)

11日に甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会第6日の第1試合。全員野球で仙台育英が3回戦進出を決めた。18選手全員が出場し、5投手の継投で2安打完封リレー。須江監督は「この世代はコロナに苦しんだ。きょうはどんな展開でも全員出したいと思っていて、それができてよかった」と喜んだ。

序盤は攻撃にミスが相次いだが、先発の2年生右腕、高橋が五回まで1安打無失点に封じて相手に流れを渡さなかった。指揮官は「展開は関係なく継投するつもりだった。高橋の状態のよさ以上に古川への信頼感は大きい」と六回に背番号1の3年生左腕・古川に交代。するとその裏に打線がつながり一挙5得点で勝利を引き寄せた。

2回を完璧に抑えた古川は「基本的に後ろから(2番手以降で)いくので、厳しいところで投げることになる。守備から攻撃につなげることを意識している」。八回は仁田、九回は斎藤蓉と湯田でつないで完封リレー。5投手すべて140キロを超える速球を持ち、全員先発の可能性もあるハイレベルな投手陣だ。

古川は「1人1人がマウンドに立ったらエースというつもりで投げている」と力強い。今大会、東北勢は6校中5校が初戦突破。充実の戦力で初の「白河越え」に挑む。(大石豊佳)

会員限定記事会員サービス詳細