台湾統一後に「再教育を」 中国大使発言で反発

中国の国旗(AP)
中国の国旗(AP)

中国の盧沙野・駐フランス大使は11日までに、中国が台湾を統一した後、愛国心を育てるために台湾人に「再教育」を行うべきだとの考えを示した。中国共産党・政府への批判を禁じ、忠誠心を植え付ける思想教育の実施を示唆した発言として注目され、反発が強まっている。

在フランス中国大使館によると、盧氏は今月3日にフランスメディアの取材に応じ、「10年、20年前は大多数の台湾人が統一を支持していた」と主張。台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の「反中宣伝」により、台湾の民意が変化したと指摘し、「再教育を行えば、台湾人はまた愛国者となる」と強調した。

中国当局は新疆ウイグル自治区で「再教育」の名目で多くの少数民族を強制収容し、政府批判の動きを取り締まったとされる。台湾メディアなどによると、盧氏の発言は、新疆の統治モデルを台湾に適用する可能性を示したものと受け止められ、欧米のメディアや交流サイト(SNS)で批判が相次いでいる。(共同)

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