〈独自〉南アに逃亡の死亡容疑者 DNA型鑑定で本人と「矛盾なし」 19年前の殺人

松井知行容疑者(警視庁のホームページから)
松井知行容疑者(警視庁のホームページから)

19年前に元飲食店員の古川信也さん=当時(26)=が殺害され、遺体の一部が東京都奥多摩町などに遺棄された事件で、逃亡先の南アフリカで死亡したとの情報がある主犯格の男について、現地でのDNA型鑑定の結果、本人と「矛盾はない」と確認されたことが11日分かった。ただ現地の鑑定は広く親族関係を調べるもので、警視庁捜査1課は日本で他の専門機関で再度確認を進める予定。確定的結果を得て殺人容疑などで被疑者死亡で書類送検する方針とみられる。

男は国際手配中の松井知行容疑者。捜査関係者によると、令和2年に南アフリカの警察当局から「松井容疑者とみられる遺体が見つかった」との情報が寄せられた。遺体は南アフリカ国内の海岸で見つかり、指紋が松井容疑者のものと一致したという。自殺の可能性があるとみられている。

捜査1課は7月24日に現地へ捜査員を派遣。南アフリカ当局の協力を得て埋葬された遺体を掘り起こした上で、現地で親族関係などを調べるDNA型鑑定を実施していた。捜査員は8月初旬に帰国した。

事件は平成15年9月、松井容疑者が仲間と共謀し、古川さんの首を絞めるなどして殺害。遺体を切断して一部を奥多摩町の山中などに遺棄したとされる。

19年前の殺人、南ア逃亡容疑者の死亡確認で捜査員派遣 警視庁

南ア逃亡の男死亡、遺体確認へ 警視庁捜査員派遣 19年前の殺人容疑

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