石油需要見通しを上方修正 IEA、ガス高騰で代替に

米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの石油貯蔵施設(ロイター)
米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの石油貯蔵施設(ロイター)

国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した石油月報で、2022年の世界の石油需要が前年と比べて日量210万バレル増え、同9970万バレルになるとの見通しを示した。7月の前回予測から50万バレル引き上げた。天然ガスの価格が高騰し、発電用の代替エネルギー源としての活用が見込まれるという。

IEAは23年の見通しも50万バレル上方修正し、1億180万バレルと予想。22、23年とも欧州や中東が需要増を牽引(けんいん)するとした。欧州連合(EU)はウクライナ侵攻をめぐって対立するロシアからのガス供給が停滞しており、ガスの消費を抑制する政策を進めている。

また月報では、年初に日量800万バレルの規模があったロシアの石油輸出が7月に同740万バレルに減少したと指摘した。欧米向けが減少し、中国やインド向けの割合が増えた。(共同)

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