第39回産経国際書展 産経国際書会会長賞

矢崎藤香さん「濃淡意識し、流れて見える作品」

「第39回産経国際書展」(産経国際書会、産経新聞社主催)が8月14日~21日、東京都台東区の東京都美術館で開かれる。今回、産経国際書会会長賞(漢字部門)に輝いた山梨県富士吉田市の矢崎藤香(とうこう)さん(75)=写真=に、喜びの声を聞いた。

受賞作は中国盛唐期の詩人、王維(おうい)の「山居即事(さんきょそくじ)」など2首を、優雅に、格調高く書き上げたもの。「墨の濃淡を意識し、作品が流れてみえるようにしました」と説明。具体的には、「大きな字が並ぶと間がとれなくなるので、行間に気を配りました。例えば、3行目の『更』が目立つようにするには、すぐ隣の『雀』を控えめに、と余白のバランスに苦労しました」と振り返る。

富士吉田市に生まれ、小学生のときに書道を始める。学生時代は書から離れたものの、結婚後に近所の「鶴心書道会」(故山田松鶴会長)に入り、現在は「煌心書道会」(松﨑龍翠会長)で練習を重ねている。「バランスよく、リズムに乗って書くように、とご指導を受けています。今後さらに心広く、ゆとりをもって書いていきたいですね」と抱負を語った。

「第39回産経国際書展」で産経国際書会会長賞を受賞した矢崎藤香さんの作品
「第39回産経国際書展」で産経国際書会会長賞を受賞した矢崎藤香さんの作品

「第39回産経国際書展」(産経国際書会、産経新聞社主催)は8月14日から21日まで、東京都台東区の東京都美術館で開催。入場料は一般500円、65歳以上と大学生以下は無料。午前9時30分~午後5時30分(初日は午後1時から、最終日は午後1時まで)。15日は休館。

「産経国際書会」のHPはこちら


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