青森・鰺ケ沢町で浸水6百棟か 弘前市、緊急安全確保解除

大雨で浸水した家屋から泥をかき出す男性=10日午前8時37分、青森県鰺ケ沢町
大雨で浸水した家屋から泥をかき出す男性=10日午前8時37分、青森県鰺ケ沢町

前線の影響で、青森県では10日も大雨が降り続いた。鰺ケ沢町では中村川が9日に氾濫し、これまでに住宅など600棟程度が浸水したとみられる。弘前市は9日発令していた最高の警戒レベル5に相当する避難情報「緊急安全確保」を10日解除した。気象庁は前線の停滞に伴い、引き続き災害への警戒を呼びかけている。

県警によると、10日午前11時半時点で人的被害は確認されていない。

気象庁によると、降り始めから10日までの総降水量は深浦町で340ミリ、弘前市280ミリ、青森市の酸ケ湯で230ミリ、秋田県八峰町で210ミリをそれぞれ超えた。

10日朝、中村川から約150メートル離れた鰺ケ沢町内の飲食店を片付けていた30代男性は「腰まで水に漬かった。店内は泥でべちゃべちゃだ。まさかここまで水が来るとは」と落胆した。鶴田町では床下浸水が36棟確認されている。


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