米大使館前で男が発火物所持「投げ入れるため来た」

東京都港区の米国大使館前で8日夜、警戒中の警視庁機動隊員が職務質問した男の所持品から、手製の発火物のようなものが見つかったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。男は任意の事情聴取に「ネットで火薬の作り方を学び、アメリカ大使館に投げ入れるために来た」などと話し、同庁が火薬類取締法違反容疑で捜査している。

捜査関係者によると、男は大阪府内在住で20代の自称大学生。8日午後9時ごろ、大使館前で、中をのぞくなどの不審な行動をしていたため、警戒中の機動隊員が声をかけたところ、ポケットから布に包まれた粒状の物体が入ったコップを見つけた。簡易鑑定した結果、火薬の可能性があるという。

警視庁は9日に男の自宅を捜索するなどし、火薬の原料とみられる物質も押収。火薬を自作していたとみて経緯や動機を調べている。

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