大谷が日米通算1000奪三振 104年ぶり偉業へ4度目挑戦中

米大リーグ、アスレチックス戦に「2番・投手兼指名打者」で先発し、投球するエンゼルス・大谷翔平=9日、オークランド(共同)
米大リーグ、アスレチックス戦に「2番・投手兼指名打者」で先発し、投球するエンゼルス・大谷翔平=9日、オークランド(共同)

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は9日、オークランドでのアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。日米通算1000奪三振を達成した。内訳は日本の日本ハム時代に624個、メジャーで376個。

10勝目を懸けると同時に偉業に挑んでいる。〝神様〟ベーブ・ルースが1918年にマークして以来、104年ぶりの大記録「2桁勝利&2桁本塁打」は、打線の援護がないことも加わって3度達成を阻まれている。本塁打はすでに24本放っている。

中5日での立ち上がりは上々で、コントロール良くわずか5球で初回を終了。影響が心配された7日の試合で踏まれた左足も気にする素振りはなかった。三回無死で7番ブライドからこの試合2個目の三振を奪い、日米通算1000奪三振に記録した。この回2死一、三塁では2番ロレアーノの強烈な投ゴロが左足すねを直撃、捕手の肩を借りてベンチに引き上げたが、大事には至らず、四回も登板した。

マウンドに立つ前に登場した一回1死走者なしの第1打席は四球。打線が援護の1点を先行した直後の三回無死一塁での第2打席は一ゴロ。

試合は四回表を終えて1-0でリードしている。

会員限定記事会員サービス詳細