鈴木財務相「十分地味だった」 自身の仕事ぶりを回顧

鈴木俊一財務相(矢島康弘撮影)
鈴木俊一財務相(矢島康弘撮影)

鈴木俊一財務相は10日の臨時閣議後記者会見で、就任から10カ月間の自身の仕事ぶりについて「堅実に仕事ができたかは皆さまに評価してほしいが、地味なのは十分地味だったと思う」と振り返った。鈴木氏は就任時、発言がたびたび話題になった義兄の麻生太郎前財務相を引き合いに「地味でも堅実に仕事したい」と抱負を語っていた。

この日午後の内閣改造を前に、臨時閣議で閣僚の辞表が取りまとめられた。鈴木氏は留任の方向。鈴木氏は会見で、新型コロナウイルス禍やウクライナ危機、物価高騰を念頭に「大きな変化に直面し、政府の一員として最大限の警戒感で対応に当たった」と述べた。

昨年10月の就任直後、矢野康治前事務次官が月刊誌への寄稿で自民党総裁選などでの政策論争を「ばらまき合戦のようだ」と指摘して議論になった件にも触れ、「財政の健全性を守ることが最大の使命だった。来年度予算は厳しい編成になると予想されるが、歳出歳入両面の改革を進めることが重要だ」と語った。(加藤園子)

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