韓国の著名な大学教授の依頼で、産経新聞ソウル支局長である記者が最近、動画投稿サイト「ユーチューブ」で教授が運営する番組に出演した。教授が国際情勢に関する解説などを4年間にわたって投稿してきた番組は、硬い内容にもかかわらず、チャンネル登録者数が22万人を超える。記者は、日韓関係や日本での改憲に向けた動きなど、多岐に及ぶ質問に率直に答えた。韓国で産経新聞は「極右」の代名詞とみなされ、バッシングにさらされてきたが、視聴者からは意外な好反応も寄せられた。
「一日も欠かさず」
記者が出演したのは、韓国ソウルの名門、誠信(ソンシン)女子大の金暎浩(キム・ヨンホ)教授が運営する番組「金暎浩教授の世界読み解き」。金教授は米国で博士号を取得した著名な国際政治学者で、韓国政府のアドバイザーを務めたほか、李明博(イ・ミョンバク)政権時代には、大統領府の統一秘書官にも起用された。