海自、ソロモンと初訓練 中国けん制、米も参加

ソロモン周辺海域で共同訓練する(左から)ソロモン諸島海上警察の巡視船タロ、米海軍の沿海域戦闘艦オークランド、海上自衛隊の護衛艦きりさめ=8日(海上自衛隊提供)
ソロモン周辺海域で共同訓練する(左から)ソロモン諸島海上警察の巡視船タロ、米海軍の沿海域戦闘艦オークランド、海上自衛隊の護衛艦きりさめ=8日(海上自衛隊提供)

海上自衛隊は9日、南太平洋ソロモン諸島の海上警察と初めて共同訓練を実施したと発表した。ソロモン周辺海域で8日に米海軍の艦艇も参加し、連絡を取り合って決められた位置に艦艇を動かす戦術運動を訓練した。ソロモンには軍隊がなく、海上警察が軍機能を担っている。

ソロモンは2019年に台湾と断交し、中国と国交を樹立。さらに今年4月には、中国と安全保障協定を締結した。日米は、中国が太平洋の島しょ国に対し影響力を拡大するのではないかとの懸念を強めており、今回の訓練も中国の動向をけん制する狙いとみられる。

海自によると、訓練には、インド太平洋地域に長期派遣中の海自護衛艦きりさめ、米海軍の沿海域戦闘艦オークランド、ソロモン海上警察の巡視船タロが参加した。8日には、きりさめとオークランドの2隻でも戦術運動訓練をした。

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