ガーナ潜伏の男移送、逮捕 国際ロマンス詐欺容疑で大阪府警

関西国際空港に移送され、詐欺容疑で逮捕された森川光容疑者(中央)=8日午前9時55分、関西国際空港(安元雄太撮影)
関西国際空港に移送され、詐欺容疑で逮捕された森川光容疑者(中央)=8日午前9時55分、関西国際空港(安元雄太撮影)

交流サイト(SNS)などで外国人などを装い、相手に恋愛感情を抱かせ現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」事件で、大阪府警は8日、詐欺容疑で国際手配していた住所、職業不詳の森川光容疑者(58)を逮捕した。森川容疑者は7月に潜伏先のガーナで身柄を拘束されていたが、8日午前、関西国際空港に身柄を移送された。

府警によると、森川容疑者は平成30年8月からガーナに滞在していたが、今年2月に旅券が失効。7月20日午前(日本時間)、ガーナ当局に不法滞在容疑で身柄を拘束された。公開手配で顔写真などが公表された5月以降、森川容疑者は府警に「被害弁済の金が用意できるまでは帰国しない」などと電話で伝えていた。

ガーナ当局は7日午前(日本時間)、森川容疑者を伴って現地を出発。8日午前9時10分ごろに関西国際空港に到着し、府警側に身柄を引き渡した。捜査員らに囲まれて入国ゲートから出てきた森川容疑者は、開襟シャツにジーンズ、黒いマスク姿で、硬い表情のまま正面を見据えていた。

府警によると、森川容疑者はガーナを拠点にした国際犯罪グループに所属。日本人メンバーの取りまとめ役として、全国の男女65人から総額約4億円を詐取した疑いがある。府警は昨年8月、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。

逮捕容疑は、共謀し令和元年8月~2年9月、米国人女性ライターなどを名乗り、男性2人から計約150万円を詐取したとしている。

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