子供の野菜嫌い克服へ AI活用した「プリン」開発 NECとカゴメが異色コラボ

NECとカゴメが共同で開発した「AI(愛)のプリン」6種類(NEC提供)
NECとカゴメが共同で開発した「AI(愛)のプリン」6種類(NEC提供)

AI(人工知能)を活用して子供の野菜嫌いを克服してもらおうと、NECとカゴメがオリジナルのプリンを開発した。「AI(愛)のプリン」と名付けられたプリンは6種類で、子供の苦手な野菜にマッチした食材の組み合わせをAIで導き出した。業種の垣根を越えた異色のコラボについて、両社は「AIのプリンを通じて、家庭での食育や、食を通じたコミュニケーションを促し、子供の野菜嫌い克服に貢献していくことを目指す」としている。

カゴメが平成31年に実施した「子どもの野菜に対する意識調査」によると、野菜が好きな子供のうち74%は嫌いな野菜があることが判明したという。そこで、調査を参考に選定した21種類の野菜と、NECが収集した世界各地の50万以上のレシピの情報を元に、NECのAIによって相性を分析。老若男女に人気が高い「プリン」の開発に着手した。

プリンの開発をめぐっては、子供が苦手な野菜と、相性の良い食材の組み合わせを100通り導き出した上で、特設サイトでの一般投票によって25種類を選出。プリンが人気商品として知られる岐阜県の洋菓子店「プルシック」の所浩史オーナーシェフが、今回の投票結果を参考にして6種類のプリンを仕上げた。

プリンでの組み合わせは▽トウモロコシとヨーグルト▽トマトとクリームチーズ▽カボチャとレーズン▽ニンジンと白ワイン▽ホウレンソウとココナッツ▽ジャガイモと豆腐-の計6種類で、1個500円(税込み)。プルシックでは第1弾として、トウモロコシとヨーグルト、トマトとクリームチーズの2種類のプリンについて、9月1日からオンラインストア、同2日からは店舗で販売を順次開始する。各2000個の限定販売で、完売次第、販売を終了するという。

6種類のレシピは専用ホームページ(https://jpn.nec.com/ai/ainopurin/)で公開している。


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