明石市長の告発状提出 課税額投稿で市議ら33人

泉房穂・兵庫県明石市長
泉房穂・兵庫県明石市長

兵庫県明石市の泉房穂市長が市内の企業の課税額をツイッターに無断で投稿し、市議会の調査特別委員会(百条委)が調査していた問題を巡り、同市議や市民ら33人が8日、投稿は地方税法で禁じる「秘密の漏洩(ろうえい)」に当たる疑いが強いとして、神戸地検に同法違反罪での告発状を提出した。

泉市長は2月、自身のツイッターに川崎重工業の法人市民税の課税額(平成26~令和3年度分)が記載された書類の写真を投稿。法人税割が5年連続で「0」になっている部分を色付けし「ゼロってなんだかなぁ」とコメントした。投稿は約10日後に削除された。

告発状提出後に記者会見する三好宏市議(左)ら=8日午後、兵庫県明石市
告発状提出後に記者会見する三好宏市議(左)ら=8日午後、兵庫県明石市

市議会が設置した百条委で、泉市長は「投稿には公益性があり、違法性はない」と主張。これに対し百条委は「企業側の了解も得ずに税額を公表する行為が正当化される理由は見当たらない」として、地方税法に抵触する疑いが強いとする報告書をまとめ、6月30日の本会議で可決した。

会員限定記事会員サービス詳細