ベトナム公務員に賄賂疑い 富山の会社社長ら書類送検

兵庫県警本部=神戸市中央区
兵庫県警本部=神戸市中央区

ベトナムの公務員に罰金や追徴課税を減免してもらおうと賄賂を渡したとして、兵庫、宮崎、富山の3県警は8日、不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)の疑いで、富山県南砺(なんと)市のプラスチック製造会社の社長(75)ら男3人を書類送検したと発表した。3日付。3人は容疑を認めているという。

書類送検容疑は平成29年8月と令和2年3月、社長はベトナムの現地法人社長だった男2人と共謀。不正にコピーされた設計ソフトを使ったことに対する罰金や、取引に課される外国契約者税の追徴課税を減額してもらう目的で、ベトナム当局の職員2人に現金計7億8千万ドン(当時のレートで約390万円)を渡したとしている。

兵庫県警によると、賄賂はいずれも当局側から持ち掛けられ、実際に罰金は約355万円から約15万円に、追徴課税は当初想定の約6200万円から約800万円に、それぞれ減額された。宮崎県警が別の事件の捜査を進める中で発覚したという。

会員限定記事会員サービス詳細