子の情報得られず市提訴 埼玉、別居の親が賠償請求

提訴後に記者会見する原告の鈴木こま恵さん(中央)ら=8日午後、埼玉県庁
提訴後に記者会見する原告の鈴木こま恵さん(中央)ら=8日午後、埼玉県庁

子どもと別居している親の男女3人が8日、子どもの通学先に情報開示や行事への参加などを拒否されたのは違法として、埼玉県内の3市に計約165万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。

訴状によると、それぞれの子どもが県内に居住する3人は、離婚などで別居後、子どもの通学先である戸田市、さいたま市、鴻巣市の保育園や小学校に安否情報や学校行事の参加、面会交流などを求めたが、同居する親の意向を理由に拒否されたという。

原告側は「両親が離婚し、一方が親権者とされた場合でも、親子であることは変わらない」とし、子どもの情報を得られないのは「人格的な利益を侵害し、差別的な扱いだ」と主張。法の下の平等を定める憲法14条などに違反するとしている。3市の担当者は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

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