響け大太鼓、樹徳スタンドの控え選手が奮闘

大太鼓で応援を盛り上げた樹徳の控え選手・柏瀬和道さん(右)
大太鼓で応援を盛り上げた樹徳の控え選手・柏瀬和道さん(右)

30年ぶりの甲子園、群馬代表の樹徳は明豊(大分)に敗れたが、三塁側のアルプススタンド応援席では、2年生の控え、柏瀬和道(わどう)選手(17)が吹奏楽部の演奏に合わせ、ユニホーム姿で大太鼓のリズミカルな音を響かせていた。

「1年の時、先輩に『やってみろ』と言われて、たたいてみたら、ほめられて…」。甲子園の大舞台でも大役を担うことになった。太鼓を本格的に習った経験はなかったが、「吹奏楽部の指揮にきちんと合わせること」が上手にたたくコツなのだという。

3点を追う五回、反撃の場面では「ここは盛り上がる場面だ」と他の控え選手を呼び寄せ、太鼓のリズムに合わせて踊らせる気の利いた演出も見せた。

〝本職〟は投手。直球に自信があり、今の最高球速は130キロだが、「来年はベンチ入りしてこのマウンドに」と甲子園の大舞台での活躍を夢見ていた。(三浦馨)

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