国学院栃木、夏の甲子園初勝利 光った監督采配

【第104回全国高校野球】 日大三島(静岡)― 国学院栃木(栃木)先発の国学院栃木・盛永智也=甲子園球場(撮影・林俊志)
【第104回全国高校野球】 日大三島(静岡)― 国学院栃木(栃木)先発の国学院栃木・盛永智也=甲子園球場(撮影・林俊志)

第104回全国高校野球選手権第1日の6日、37年ぶり2度目の出場を果たした本県代表の国学院栃木は開幕戦となる第1試合で日大三島(静岡)と対戦、悲願の夏の甲子園初勝利を挙げた。0-3の四回、同点に追いついくと、五回、勝ち越しに成功。その後も得点を重ね、10-3で大勝した。2回戦は第8日の第3試合で強豪、智弁和歌山(和歌山)と対戦する。

国学院栃木の柄目直人監督は冷静だった。二回に先制点を献上し、さらに追加点を許した後も「試合が動いて得点が入る波が生まれた」と前向きにとらえて選手を鼓舞した。

四回、1死から5番・鈴木の右前打など3つの安打と敵失で同点とすることに成功する。

さらに守りでも試合の流れを引き寄せた。五回、先発の盛永が1死満塁のピンチに立たされる。迎えたのは2打席連続で長打を浴びていた相手の4番・松永。その松永を三振に、続く野口も三振に打ち取り、無得点に抑えた。

その裏の攻撃では、1死一塁から4番・平井が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。その後も打線の勢いは止まらず、六回には打者一巡の猛攻で4点を奪い試合の主導権を握った。

「最短距離でベースを回るなど走塁練習に多くの時間を割いている。練習通りだった」と柄目監督は振り返った。

146球の力投で完投した先発の盛永は「今日は絶対に1勝をするという気持ちで投げた」と喜びを語った。(星直人)

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