三幸製菓が「防止策進捗」 死亡火災まもなく半年

三幸製菓の荒川工場=23日午前、新潟県村上市
三幸製菓の荒川工場=23日午前、新潟県村上市

米菓大手「三幸製菓」は6日までに、6人が死亡した2月の荒川工場(新潟県村上市)の火災から半年を迎えるのを前に、再発防止策の進捗状況を報道各社に明らかにした。暗い中でも避難できるよう経路を色分けし、焼き窯と乾燥機の配置を見直したとしている。

同社によると、県内3カ所の工場で対策を実施。荒川工場の火災では停電が発生し、視界が悪い中で非常口を見つけられなかった可能性があるとして、誘導灯の数を1・6倍に増やした。従業員に手持ちライトを配布し、夜間を想定した避難訓練を実施した。

火元とみられる焼き窯付近もレイアウトを変更。これまで焼き窯上部に設置していた乾燥機を床に移し、焼き窯の熱が伝わらない配置とした。

荒川工場の火災は2月11日夜に発生。製造工程の建物が全焼し、アルバイト従業員や社員計6人が死亡した。

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