欧州、熱波と少雨で水不足 仏は干魃、英利用制限

5日、フランス南部で干上がりひび割れした湖底(ロイター=共同)
5日、フランス南部で干上がりひび割れした湖底(ロイター=共同)

相次ぐ熱波や少雨の影響で、欧州各地で水不足が深刻になっている。フランスでは全土が「歴史的」干魃(かんばつ)に見舞われ、ベシュ環境相は5日、100超の市町村で水道の飲料水が底を突き、給水車が出動する事態となっていると述べた。英南部ハンプシャー州などでも5日、庭の水やりや洗車など屋外での水の利用を制限する規制が導入された。

フランスのボルヌ首相は5日、政府の危機対策本部を設置。フランスのメディアによると本土96県のうち93県が何らかの形で水の利用を制限。南部の原発の一部は、冷却水に使う川の水温が高まっているため、発電の制限を強いられている。

英気象庁によるとイングランドでは7月の降水量が1935年以来最も少なく、河川の水位が低下。来週も30度以上の高温が続き、「雨はほとんど降らない」との予測で、ハンプシャー州などで始まった「ホースパイプ禁止」と呼ばれる水利用規制は今後、別の州にも拡大する予定だ。(共同)

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