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『にゃんこ四字熟語辞典』 かわいい写真で言葉の勉強

『にゃんこ四字熟語辞典』
『にゃんこ四字熟語辞典』

『にゃんこ四字熟語辞典』西川清史著(飛鳥新社・1540円)

世界中から集めたかわいい猫の写真と四字熟語を組み合わせたオールカラーの写真集。例えば、お皿の上の魚を狙う猫の写真には「虎視耽耽(たんたん)」の四字熟語が添えられ、「虎が獲物を狙うように機会を待って静かに様子をうかがうこと」と意味の説明がある。四字熟語は99あり、「かわいい猫の写真を眺めているうちにいつの間にか四字熟語が身に付く」と、3月下旬の発売直後から話題となり、完売する書店が続出。現在、9刷12万部と好調な売れ行きだ。

著者は、女性誌「CREA」編集長などを務めた文芸春秋の元副社長。猫の写真と四字熟語を組み合わせるアイデアは、猫好きの著者がかわいいにゃんこの写真を眺めていたときに、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」や「眉目秀麗」といった四字熟語が頭に浮かんだのがきっかけという。

担当した飛鳥新社の池上直哉さんは「読者で多いのが70代後半から80代のシニア女性。『孫といっしょに読んでます』など家族といっしょに楽しんでくれているようです」と話す。同社のサイトでは四字熟語の写真フレームをダウンロードできるサービスも実施。猫好きなら絶対、「無我夢中」でページをめくってしまうに違いない。(平沢裕子)

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