聖望学園、初戦へ闘志新た 夏の甲子園

第104回全国高校野球 入場行進する聖望学園の主将=6日午前9時39分、甲子園球場(代表撮影)
第104回全国高校野球 入場行進する聖望学園の主将=6日午前9時39分、甲子園球場(代表撮影)

第104回全国高校野球選手権大会が6日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、開会式では、埼玉県代表・聖望学園の江口生馬主将もチームを代表して力強く入場行進した。埼玉大会では、大本命の浦和学院をはじめとする強豪に競り勝ち、ノーシードながら王者に駆け上がった。13年ぶりとなる夏の甲子園で旋風を巻き起こすことはできるか。

新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況を踏まえ、入場行進は各校の主将のみが参加する形式で行われた。江口主将は緊張した面持ちながらしっかりと前方を見据え、開会式に臨むことができなかった仲間たちの思いを背負って夢の大舞台を行進した。

聖望学園の初戦の相手は能代松陽(秋田)だ。昨秋から今夏にかけて着実に成長を続けてきたという共通点を持つ両チームが激突するのは、大会第5日の第2試合。聖望学園の岡本幹成監督は、日程に余裕が生まれ現地での調整が十分にできることを好材料ととらえ「時間が取れたことは大きい」と語る。

埼玉大会での快進撃の原動力となったのは、エースの岡部大輝投手の抜群の制球力と、打線の勝負強さだ。決勝戦では「超攻撃型野球」と評される浦和学院打線を抑えて快勝し、チームの地力を見せつけた。

一方で課題もある。埼玉大会では7試合中5試合で東山陽紀投手が登板したが、大会終盤はやや精彩を欠いた。東山投手が本来の持ち味を発揮し、岡部投手との継投で流れを作ることができるかが甲子園での躍進の成否を左右しそうだ。(星直人)

会員限定記事会員サービス詳細