米陰謀論者、賠償66億円に 銃乱射事件「やらせ」主張

メディアの取材に応じる政治評論家のアレックス・ジョーンズ氏(左)=2日、米テキサス州(ロイター=共同)
メディアの取材に応じる政治評論家のアレックス・ジョーンズ氏(左)=2日、米テキサス州(ロイター=共同)

米南部テキサス州の裁判所の陪審は5日、児童ら26人が死亡した銃乱射事件を「やらせ」と主張して遺族らの名誉を傷つけたなどとして、トランプ前大統領と親しく陰謀論を掲げる政治評論家アレックス・ジョーンズ氏(48)に総額約4930万ドル(約66億5千万円)の損害賠償を命じる決定を下した。米メディアが伝えた。

陪審は4日に約410万ドルの損害賠償を命じていたが、行為の悪質さや社会的影響などを考慮してさらに約4520万ドルの懲罰的賠償を科し、賠償金額は大きく膨らんだ。陰謀論に絡んで賠償支払いが命じられるのは珍しい。

訴えていた遺族は2012年、東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校での乱射事件で6歳の息子を亡くした。事件は銃規制強化を狙ったやらせだったなどと主張するジョーンズ氏に対して、1億5千万ドルの賠償を求めていた。(共同)

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