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産経抄

8月5日

トラックやバスなど商用車メーカー大手、日野自動車の前身は東京瓦斯(ガス)電気工業である。名前の通り、ガスや電気の器具を製作していた会社が、自動車製造に乗り出すことになった。そこで大正6年に迎え入れたのが、伝説の天才エンジニア、星子勇である。

▼星子はまもなく独自設計のトラックの試作に成功して、翌年には日本で初めて量産を果たす。航空機エンジンの開発にも取り組んだ。昭和13年に周回航続距離で世界記録を樹立したプロペラ飛行機「航研機」製造の指揮を執ったことでも知られる。過労がたたって昭和19年に亡くなった。

▼戦後、日野の技術者たちは「星子イズム」を受け継いで、数々の傑作を世に送り出してきた。昨年3月期の売上高1兆4984億円、グループ従業員約3万5千人の巨大企業が、何という体たらくだろう。エンジンの排出ガスと燃費性能に関する国の検査についてデータを改竄(かいざん)していたと発表したのは、今年3月である。平成28年以降に始まったと説明していた。

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