経産相、サハリン2新会社への参加検討要請 商社2社に 三井物産社長とは5日朝面談

萩生田光一経産相(春名中撮影)
萩生田光一経産相(春名中撮影)

萩生田光一経済産業相は5日の閣議後会見で、ロシア極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に出資する三井物産の堀健一社長と同日朝に面談したことを明らかにした。近く、同じくサハリン2に出資する三菱商事の経営幹部とも面談する。

萩生田氏は堀氏との面談で、ロシア政府が3日公表した政令でサハリン2の運営を引き継ぐ新会社の設立を表明したことに関して「(権益維持のため)新会社への参画(出資継続)を前向きに検討頂きたい」と伝えたことを明らかにした。三菱商事にも事務方を通じて、担当部局に同様の要請を行ったという。

また、萩生田氏は5日の閣議後、首相官邸で岸田文雄首相にサハリン2の現状を報告。液化天然ガス(LNG)安定調達の重要な拠点として、官民が連携して引き続き権益を維持する方針を確認した。一方で、今後ロシア側との交渉で、想定を超える負担を求められたり、厳しい条件を提示された場合には、「(両社と)一緒に対応を考えないといけない」とも話した。

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