NY原油、侵攻後初の90ドル割れ 景気後退の需要減警戒

4日のニューヨーク原油先物相場は続落し、指標の米国産標準油種(WTI)の9月渡しが前日比2・12ドル安の1バレル=88・54ドルで取引を終えた。終値として2月上旬以来、約半年ぶりの安値となり、1バレル=90ドルを下回ったのはロシアによるウクライナ侵攻後で初めて。

米国や欧州が景気後退に陥ってエネルギー需要の減少を警戒した売り注文が優勢となった。前日に発表された米週間石油統計で原油とガソリンの在庫が増加したことで、需給の緩みも引き続き意識された。

中国が新型コロナウイルスの感染拡大で行動規制を強めることへの懸念も相場を押し下げた。

ニューヨーク原油先物相場は3月に一時1バレル=130ドルを超えたが、最近は100ドルを下回る水準で推移してきた。(共同)

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