鈴木財務相、防衛費「しっかり議論」 台湾情勢緊迫化で

鈴木俊一財務相(矢島康弘撮影)
鈴木俊一財務相(矢島康弘撮影)

鈴木俊一財務相は5日の閣議後記者会見で、台湾情勢の緊迫化による国内への影響について「防衛費の議論がある。財務省としてもしっかりと議論したい」と述べた。政府は防衛力の抜本強化を掲げ、令和5年度予算で防衛費の増額を視野に入れている。

中国軍は4日、台湾周辺で大規模な軍事演習を始めた。鈴木氏は「わが国を巡る安全保障環境が一層厳しさを増す中、政府として今後の予算編成過程で防衛力強化の内容、防衛費の規模、財源のあり方を一体的に検討する」と改めて強調した。

米中対立懸念の高まりなどを受け、2日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=130円台前半を付けた。鈴木氏は「現下の情勢が為替市場や日本経済に及ぶ及ぼす影響を緊張感を持って注視する」とも話した。

会員限定記事会員サービス詳細