高校ダンス部選手権

近畿大会最終日 帝塚山学院など8チーム全国切符

ビッグクラスで全国大会出場を決めた帝塚山学院の演技=5日、大阪市北区(永田直也撮影)
ビッグクラスで全国大会出場を決めた帝塚山学院の演技=5日、大阪市北区(永田直也撮影)

高校ダンス部の日本一を決める第15回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)の近畿大会は5日、大阪市北区のグランキューブ大阪で行われ、計8チームが全国大会出場を決めた。16、17の両日に東京都江東区の東京ガーデンシアターで開催される全国大会に近畿から出場するビッグクラス11チーム、スモールクラス15チームが出そろった。5日、全国大会に出場を決めたチーム(すべて大阪)は次の通り。

ビッグクラス

帝塚山学院、箕面、関西大倉

スモールクラス

柴島、箕面、上宮、浪速、渋谷


柴島 息ぴったり

ハイレベルな戦いが繰り広げられた近畿大会最終日。ビッグ、スモール両クラスの計40チームが熱のこもったダンスを繰り広げ、大阪府勢は8チームが全国大会に勝ち進んだ。

ビッグクラスでは、昨年の全国大会で優秀賞に輝いた帝塚山学院が「春よ、こい」をテーマに優しいピアノの音色の中、パンツドレス姿の40人が「平和を願って」演技。5年連続で全国切符を手にした。キャプテンの八尾(やお)萌花(もえか)さん(17)は「違う国で戦争が起きているが、私たちは祈ることしかできない。現地で苦しんでいる人たちに希望の春が来てほしいと思って踊った」と強調した。

箕面は大学受験などを控える3年生だけで初めて挑戦した。男女37人がペンギンが楽しく踊るような姿をロックダンスで披露。スモールクラスの2年生とともにダブルで全国大会出場を決めた。部長の岸田雪音(ゆきね)さん(17)は「これまでで一番楽しく踊れた。120点のでき。全国大会では、近畿大会を上回る演技を見せたい」と誓った。

スモールクラスでは、ヒップホップの躍動感あふれる舞台で柴島が5年連続の全国大会出場を決めた。光沢のある赤と黒の衣装が照明に映え、テンポアップする楽曲に合わせて全員がぴったりそろう「ユニゾン」の踊りを展開。右手の捻挫を押して演技に没頭した副部長の山下尚弥(なおや)さん(17)は「アドレナリンが出まくって痛みは全く感じなかった。全国大会では全力を出し切って王座を狙う」と意気込んだ。

スモールクラスで全国大会出場を決めた柴島の演技 =5日、大阪市北区(永田直也撮影)
スモールクラスで全国大会出場を決めた柴島の演技 =5日、大阪市北区(永田直也撮影)

昨年の全国大会の同クラスで準優勝となり、連覇を逃した箕面は、持ち味の筋肉が弾けるような「ポップ」と激しい動きから突然静止する「ロック」を組み合わせたダンスで見せ所の演技を見事に決めた。メンバー12人は全員が2年生。副部長の篠原大輝さん(16)は「全国大会では〝百発百中〟のパフォーマンスで王座奪還を目指す」と目を輝かせた。

3日間にわたった大会で府勢はビッグクラス計10チーム、スモールクラス計15チームが16、17日、東京都江東区の東京ガーデンシアターで開かれる全国大会出場を決めた。

主催 ストリートダンス協会、産経新聞社、フジテレビジョン

特別協賛 エースコック

協賛 ポカリスエットほか

会員限定記事会員サービス詳細