最高益を更新予想、石炭価格高騰で 三井松島HD

三井松島ホールディングス(HD)は5日、令和5年3月期の連結業績予想を上方修正し、最終利益を当初予想の95億円から150億円とした。石炭価格の高騰で石炭生産事業が利益を押し上げ、4年3月期決算に計上した過去最高益(53億円)をさらに更新することになる。1株あたりの配当額も160円から230円に増額する。

ただ、権益を持つオーストラリアのリデル炭鉱は来年中に終掘する見込みで、隣接鉱区に延長して採掘を続けるかについて同国での審査が長期化している。記者会見で吉岡泰士社長は「源泉となるリデル炭鉱がどうなるか不安を抱えている。今の利益が2年後にどうなるか見通せない」と述べた。同社は石炭生産事業に代わる収益源として、引き続きM&A(企業の合併・買収)を通じた新規事業の展開に注力する。

会員限定記事会員サービス詳細