米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は4日、アナハイムでのアスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。一回の第1打席で4試合ぶりとなる23号先制ソロを放った。
前日3度目の「2桁勝利、2桁本塁打」というベーブ・ルース以来104年ぶりの偉業に挑み、先発登板したが、六回途中3失点で降板、敗戦投手となり、達成はお預け。右前腕の違和感を訴え、打者としても4打席目に代打を送られていた。だが、大谷はいつも通りに出場。
相手先発は今季5打数2安打で相性のいい右腕ブラックバーン。一回1死走者なしの第1打席、3球目の外角94マイル(約150キロ)のフォーシームを左中間スタンドに運んだ。打球の速度は時速170キロ、飛距離は122メートル。淡々とベースを一周した。
6点を取られ逆転された三回無死走者なしの第2打席はカーブに空振り三振。五回1死一塁での第3打席はカットボールを打ち返し中前打でチャンスを広げた。
試合は五回を終えて4-8でアスレチックスにリードされている。