バイデン氏、即時解放を要求 露が米女子バスケ選手に懲役9年

ロシア・モスクワの裁判所での初公判後のブリトニー・グライナー選手(右手前)(タス=共同)
ロシア・モスクワの裁判所での初公判後のブリトニー・グライナー選手(右手前)(タス=共同)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は4日、ロシアで麻薬密輸の罪で起訴された米女子プロバスケットボール選手のブリトニー・グライナーさんに懲役9年の実刑判決が言い渡されたことを受け、ロシアによる「不当な拘束」と批判し、即時解放を求める声明を発表した。

バイデン氏は声明で、ロシアの対応は「容認できない」と強調した上で、「一刻も早く安全に帰国できるよう取り組み続ける」と述べた。ブリンケン国務長官も声明を発表し、ロシア政府がグライナーさん拘束を政治的に「利用している」と厳しく非難した。

ブリンケン氏は先月29日、ラブロフ露外相と電話会談を開き、ロシアで拘束されているグライナーさんら米国人2人の解放について協議。米側の提案に応じるよう求めていた。

同提案を巡っては、グライナーさんら2人と引き換えに、米国で服役しているロシアの元軍人の釈放を露側に打診したなどと報じられている。

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