不明の陸自無人機、強風あおられ自動落下か

陸上自衛隊は5日、鹿児島県・種子島付近の海上で昨年11月、小型無人偵察機「スキャンイーグル」1機が行方不明になったトラブルの調査結果を明らかにした。機体は通信途絶のため旧種子島空港に引き返していた際、強風にあおられ予定ルートを大きく逸脱。ルートを外れると、周囲の安全確保のため自動的に落下する仕組みが備わっており、洋上に落ちて水没したとしている。

陸自によると、機体は未回収。通信途絶となった理由も分かっていない。引き返すため旋回した際、あらかじめメーカーが設定していた機体の傾きが、風の影響を受けやすい角度になっていた。当時、付近は風速約30メートルの強風だった。既にこの設定は改善したという。

トラブルは昨年11月23日夜に発生。旧種子島空港から離陸し、空港の南東約25キロで水没したとみられる。「自衛隊統合演習」の訓練中だった。

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