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ランボルギーニ、電動化加速 CO2排出、2030年に80%削減へ

イタリアの高級車メーカー、アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼最高経営責任者(CEO)は産経新聞などのインタビューに応じ、「2030年にブランド全体の二酸化炭素(CO2)排出量を80%削減する」と明らかにした。大排気量エンジンを代名詞としてきたラインアップの電動化に来年から取り組み、環境規制の強化に備える。

伊アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEO (同社提供)
伊アウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEO (同社提供)

同社が昨年発表した電動化戦略は、24年末までにV型10気筒エンジンの「ウラカン」など現行の全3モデルをプラグインハイブリッド車(PHV)化し、翌25年に新車全体の排出量を50%減らす計画を示した。さらに、28年をめどに「第4のモデル」として初の電気自動車(EV)を投入する予定。欧州連合(EU)が35年にガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁止する方針を打ち出すなか、電動化を加速して一層の排出削減につなげる。

一方、同社の今年1~6月期の決算は、売上高が前年同期比30.6%増の13億3200万ユーロ(約1780億円)、営業利益が同69.6%増の4億2500万ユーロ(約570億円)といずれも上半期として過去最高を記録した。スーパーSUV(スポーツ用多目的車)「ウルス」が販売を牽引(けんいん)し、高額モデルの人気が利益を押し上げた。ヴィンケルマン氏は「新型コロナウイルス感染拡大以降の需要が想定以上に手堅い」と説明する。

全世界の販売台数も同4.9%増の5090台と過去最高を更新し、初の年間1万台も視野に入るが、夏休みなどの生産減から達成に否定的な見方を示し、「市場の動向をみながら着実に成長していきたい」と語った。

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