千葉県がコロナ対策強化宣言 「冷房中も換気を」 31日まで

新型コロナ対策の強化を呼び掛ける千葉県の熊谷俊人知事=4日、県庁(小野晋史撮影)
新型コロナ対策の強化を呼び掛ける千葉県の熊谷俊人知事=4日、県庁(小野晋史撮影)

千葉県は4日、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA・5」による感染者急増を受け、県庁で対策本部会議を開き、31日までの期限で対策強化宣言を発出した。行動制限は行わないが、感染防止対策の実効性を高めるため、県民や事業者らに対し、新型コロナ特別措置法に基づく協力を要請。社会経済活動を維持しながら、医療逼迫(ひっぱく)の回避を目指す。

熊谷俊人知事は会議後の定例会見で、宣言の意義について「特措法に基づく要請に格上げとなる。より安全な行動をしていただく後押しになるだろう」と話した。

宣言発出に伴い、県は改めて県民や事業者、高齢者施設や医療機関などに感染防止に向けた協力を要請。

県民に対しては、▽冷房中でも室内を定期的に換気▽高齢者や基礎疾患を持つ人および同居人は、感染リスクが高い場所への外出を控える▽救急外来および救急車は適切に利用-などを求めた。

飲食時は大声や長時間を避け、県が定めた感染防止基準を満たした「認証店」や「確認店」の利用を改めて促している。

県によると、県内で確認された新規感染者数は3日までの直近7日間平均で9602人。前週比1・14倍で増加傾向は続いている。 これに伴い、3日時点の病床使用率は62・4%まで上昇し、入院調整に手間取る事例が増加。重症者向け病床の使用率は11・0%にとどまるが、中等症の患者は増えており、引き続き警戒が必要とされる。

知事は「来週からお盆期間も始まる。移動先では基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。

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