東京、7週連続の新規感染者増 増加比は下降傾向

東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)
東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)

東京都は4日、新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議を都庁で開いた。会議に報告された新規感染者の7日間平均が過去最多の3万2921人に上り、7週連続の増加となった。ただ、前週からの増加比は7月13日時点の2・3倍をピークに下降傾向にあり、8月3日時点では1・1倍となった。

入院患者数は6月15日時点の575人から今月3日時点では4091人に増え、7週連続の増加となった。医療従事者の間でも感染が拡大し、専門家は「就業制限により人員不足となっており、医療機関への負荷が増大し続けている」と指摘した。

入院に宿泊施設での療養と自宅療養などを加えた全療養者数は3日時点で29万580人に上り、都民の約50人に1人が感染者として療養している計算となることも報告された。

小池百合子知事は会議終了後、「現時点で緊急事態宣言を出すことは考えていない」と述べ、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る考えを重ねて示した。政府が新設した「BA・5対策強化宣言」に関しても、都が8月21日までを感染対策強化の特別期間としていることを挙げ、「こちらのほうで(対策を)徹底していきたい」と述べた。

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