和歌山のコロナ対策 医療機関の休日診療強化

医療機関の休日診療強化などを説明する仁坂吉伸知事=和歌山県庁
医療機関の休日診療強化などを説明する仁坂吉伸知事=和歌山県庁

感染が拡大する新型コロナウイルス対策として、和歌山県は4日、診療・検査医療機関の休日診療を強化すると発表した。県医師会などの協力を得て、休日に対応できる医療機関を募集。3日現在で106医療機関が登録した。8月の土・日曜と祝日、お盆前後の12日、15日、16日も対応することにした。

具体的な医療機関名や診療時間などは5日以降、県のホームページに掲載するとしている。

通常は感染が疑われる場合、県の指定医療機関を受診するが、土・日曜や祝日は休診している医療機関も多い。感染者に対応する救急外来に、患者が殺到する事態も生じていた。

今回の医療機関の休日診療強化は、医療現場の逼迫(ひっぱく)を緩和するのが狙い。仁坂吉伸知事は会見で「救急外来や救急車が逼迫し、命にかかわるときに間に合わないという事態を避けたい」と説明した。

また県は、利用者の重症者リスクが高い高齢者施設や医療機関などに対し、抗原検査による自己点検も要請した。従事者に週1回の検査を求める方針で、検査キットを順次、各施設に送付していく。

仁坂知事は「感染は大変な状況で、医療も逼迫している。現場は一生懸命にやっているが、これ以上の感染を防ぐために皆さんにも協力をお願いしたい」と呼びかけた。

一方、政府が新設した都道府県で独自に発信できる「BA・5対策強化宣言」について、仁坂知事は「具体的な対策は変わらない。積極的にする理由がない」と述べた。

会員限定記事会員サービス詳細