7月の参院選で当選した新人議員の初登院でにぎわった3日の臨時国会。そこにNHK党のガーシー(本名・東谷義和)氏の姿はなかった。詐欺トラブルによる逮捕への懸念などを理由に、海外の拠点から当分帰国しない意向を表明。一方、参院側は速やかな帰国を求める判断を下し、今後も欠席が続けば処分が下される可能性がある。本格的に議論の俎上に載せられるのは秋の臨時国会となる見込みだが、専門家からは現行ルールの変更を検討すべきとの声も上がる。
「帰るのは怖い」
「海外にいてもできることはよーけある。海外やないとできひんこともよーけある」「政界に嵐を吹き込んだるから」。3日午前、ガーシー氏はインスタグラムを通じ、そう意気込みを示した。