処理水放出、4日に工事着工 東電、来春開始目指す

東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水の保管タンク(手前)=2月
東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水の保管タンク(手前)=2月

東京電力は3日、福島第1原発でたまり続ける処理水を海洋放出する設備の本体工事を4日に開始すると発表した。来年春ごろの放出開始を目指し、処理水を沖合約1キロに放出する海底トンネルの掘削などを進める。漁業関係者らは放出に反対しており、理解醸成が課題となる。

原子力規制委員会が7月22日に放出計画を認可。福島県と第1原発が立地する大熊、双葉両町が8月2日、着工了解を東電に伝えていた。

昨年4月に政府が海洋放出方針を決めた後、東電は「環境整備工事」との位置付けで、処理水を流す立て坑の掘削などを先行して進めていた。

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