災害用トイレなど幼児向けセット　「まいにち」相次ぎ商品化

災害用トイレメーカー、まいにち（大阪府岸和田市）は子供向けの防災用グッズを相次ぎ発売した。キャラクターデザインを採用するなどして、子供が親しみやすいように工夫。幼稚園や保育園で災害時に活用してもらうことを想定している。

商品化した防災用グッズは２種類。第１弾として、幼稚園・保育園の幼児向けに防災用品など多彩なグッズを防災リュックに入れた「ＬＩＦＥ　ＢＡＧ（ライフバッグ）」を発売した。非常食パン、簡易型ライト、非常用トイレなど１６アイテムをそろえた。折り紙や色鉛筆なども加え、親が迎えに来るまで子供が安心して待っていられるようにアイテムを選んだ。

サイズはＳ（容量７リットル）とＭ（容量１０リットル）があり、体格に合わせて選択できる。重さはいずれも約２キロ。価格は１万６２８０円。年間３０００セットの販売を見込んでいる。

サンリオのキャラクターデザインを採用した「エチケット袋」も商品化した。キャラクターを印刷したフィルムで包装した災害用トイレ３個をセットにした。価格は１１００円。初年度２万４０００個の販売を見込む。