常光寺・木造阿弥陀如来坐像を群馬県指定重要文化財に

群馬県文化財保護審議会は1日、常光寺(館林市仲町)の木造阿弥陀如来坐像(ざぞう)を県指定重要文化財(彫刻)に指定するよう山本一太知事に答申した。近く正式に指定され、これにより県指定等文化財は433件、うち重要文化財は216件となる。

県によると、坐像は像高88・1センチで、制作時期は12世紀後半と推測されている。外観は、均整の取れた体形や円満な顔立ちなどが特徴で、目の部分に水晶をはめ込む「玉眼」の技法も取り入れられている。

平安時代後期に中央(京都、奈良)で流行した「定朝様式」を示しているとされ、当時の仏教文化のレベルの高さを表しているという。

県は「定朝様式の正統的な作風を示す仏像として評価できる」(文化財保護課)としている。

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