穀物輸出成否「時期尚早」 ゼレンスキー氏、出港歓迎

ウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ロイター=共同)
ウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ロイター=共同)

ウクライナのゼレンスキー大統領は1日のビデオ演説で、穀物を積んだ貨物船の第1便が南部オデッサから同日出港し輸出が再開されたことについて「現時点で(成否の)結論を出したり、今後を予測したりすることは時期尚早だ」と述べた。「ロシアが妨害を簡単にやめるという幻想を抱くことはできない」として、ロシアが各地にミサイル攻撃を続けている状況に警戒感を示した。

一方「世界的な食料危機の拡大を食い止めるチャンスがあることへの前向きな兆しだ」とも語り、歓迎した。輸出農作物の栽培には約50万人の国民が関わっており、関連産業と併せるとさらに約100万人の雇用を創出できると訴えた。

輸出はロシア、ウクライナと仲介する国連とトルコの4者の合意に基づき約5カ月ぶりに再開。第1便はトウモロコシ約2万7000トンを積み、2日にはトルコ・イスタンブールに到着する見込み。(共同)

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