群馬県、戦没者追悼式開催へ コロナ禍で3年ぶり

群馬県は、終戦から77回目となる終戦の日(15日)に県戦没者追悼式を開催すると決めた。新型コロナウイルス禍の拡大により2年連続で中止されていた。感染防止のため、参列者を例年の規模の約2%に当たる37人に絞り込み、従来の会場よりも小規模の県昭和庁舎・正庁の間(前橋市)で実施する。

追悼式は、約5万人の県出身戦没者をしのぶ式典で、昭和38年度から始まり今年度で58回目。無宗教献花方式で行い、山本一太知事による式辞、追悼の辞などのほか、正午の時報に合わせて黙禱(もくとう)をささげる予定だ。

若者による「平和の誓い」は、県立渋川青翠高校3年の渡部梨乃(りの)さんと、県立渋川工業高校3年の鵜飼斗望(とおむ)さんが行う。

追悼式は例年、ALSOKぐんまアリーナ(前橋市)で開催され、参列者は1700人規模にもなる。しかし、コロナ禍のため一昨年と昨年は開催中止を余儀なくされた。

県内は足元で「第7波」とされる感染拡大が続くが、現行の警戒レベル「2」の下では式典の開催は可能となっている。

もっとも、参列者は重症化リスクの高い高齢の遺族らが多いため、県は安全確保のため式典を小規模にとどめることにした。また、参列できない遺族のため、式典の模様は動画サイトを通じてライブ配信する。

県は、今後の感染状況次第で「中止する場合がある」としている。

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