放射性物質含む7トン、美浜原発3号機で水漏れ

関西電力美浜原発3号機=福井県美浜町
関西電力美浜原発3号機=福井県美浜町

関西電力は1日、国内で初めて運転開始40年を超え再稼働し、その後停止した美浜原発3号機(福井県美浜町)の原子炉補助建屋内で、放射性物質を含む水約7トンが漏洩(ろうえい)したと明らかにした。外部への影響はないとしている。関電は10日に予定している運転再開への影響を調べている。

関電によると、原子炉の1次冷却水が外部へ漏れるのを防ぐため、原子炉格納容器のポンプに注入する水が、フィルター付近から漏れたとみられる。1日午前10時55分ごろ、ポンプへの注水量低下を知らせる警報が作動。フィルター付近に水たまりができているのを作業員が確認した。

水の大半は漏洩水を集めるタンクにたまっているという。

美浜3号機は昨年6月、運転期間を「原則40年、最長で延長20年」とする現行ルール下で初めて再稼働したが、テロ対策の「特定重大事故等対処施設」(特重施設)が未完成だったため同10月に停止した。

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