キーウ近郊で拷問遺体 警察発表、300人不明

ロシアのミサイル攻撃があったキーウ近郊から上がる煙=7月28日(AP)
ロシアのミサイル攻撃があったキーウ近郊から上がる煙=7月28日(AP)

ウクライナのネビトフ・キーウ州警察長官は7月31日、首都キーウ近郊の村でロシア軍の拷問を受け殺害された男性1人の遺体を発見したと通信アプリで発表した。近郊を一時占領したロシア軍は4月初旬までに撤退したが、州内の約300人が依然として行方不明という。

遺体は手を縛られ、首にもひもと金具があり、ネビトフ氏は「戦争犯罪の証拠だ」と強調した。

ウクライナ当局は戦争犯罪の捜査を継続。ネビトフ氏は既に発見された遺体のうち216人の身元が特定されていないとし、さらにベラルーシで拘束されている人もいると明らかにした。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細