ウクライナ産穀物の輸出再開へ大詰め オデッサ州の港で第1便準備

ウクライナ・チョルノモルスク港を訪れたゼレンスキー大統領(手前右)=7月29日(大統領府提供・AP=共同)
ウクライナ・チョルノモルスク港を訪れたゼレンスキー大統領(手前右)=7月29日(大統領府提供・AP=共同)

黒海に面するウクライナ南部オデッサ州の港では31日、約5カ月ぶりとなるウクライナ産穀物の海上からの輸出再開に向け、貨物船への積み込みなど大詰めの準備作業が続いた。情勢が許せば一両日中にも第1便が出港する見通しだ。トルコの大統領府報道官は31日、第1便出港は8月1日になりそうだと自国メディアに語った。

ウクライナは小麦やトウモロコシなどの世界的輸出国で、同国を侵攻したロシアによる黒海封鎖は穀物市場を直撃している。輸出再開による食料危機打開に期待がかかるが、両国の交戦は継続。貨物船が攻撃に巻き込まれる懸念もあり、予断を許さない。

タス通信は7月31日、ロシアが強制編入したウクライナ南部クリミア半島のセバストポリにある黒海艦隊司令部がウクライナ側による無人機攻撃を受け、負傷者が出たと報じた。真偽は不明。(共同)

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