東京都の小池百合子知事は29日、ロシアによる侵攻が長期化するウクライナのティモシェンコ元首相と都庁で会談した。小池氏は「ウクライナの情勢が出るたびに大丈夫かと心配している」と述べ、ティモシェンコ氏は避難民の受け入れなど都による支援に対し、「大変ありがたく、一生忘れることはない」と謝意を示した。
都は避難民に衣類や日用品など生活物資の提供のほか、子育てや医療、日本語学習などの支援も続けている。ティモシェンコ氏は、「困難な時期にウクライナと一緒になってもらい、お礼申し上げる。親しい友達に囲まれている雰囲気をつくってくださり、ありがとうございます」と述べた。