大和川の活用法 大阪教育大の学生が提案

柏原市の冨宅正浩市長(右から2人目)から感謝状を受け取る学生=大阪府柏原市
柏原市の冨宅正浩市長(右から2人目)から感謝状を受け取る学生=大阪府柏原市

大阪教育大は、キャンパスを置く大阪府柏原市のまちづくりを考える「多文化フィールドワーク」の発表会を開き、学生が大和川の活用をテーマに提案した。

教育学部の2年生ら60人が地域の特性や課題を研究し、議論を重ねてきた。発表会では水族館の建設、観光船や夜市などのイベント実施、特産のブドウを一斉に食べた人数でギネス世界記録に挑戦-といったアイデアが出された。

柏原市長「素晴らしい」と感謝状

市は国土交通省大和川河川事務所と河川敷を利用したにぎわい創出に取り組んでおり、冨宅(ふけ)正浩市長は「素晴らしいアイデアばかり。一つでも多く実現させたい」と述べて学生に感謝状を渡し、山本浄二所長は「すぐ実現できそうなくらい計画が練られていて感心した」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細