音楽家愛したピアノ修復へ サイン多数、福岡の実行委

世界的巨匠たちのサインが残されたピアノと写真に納まる「レガシーピアノ保存プロジェクト実行委員会」の柴田建哉会長(左端)ら=29日午前、福岡市
世界的巨匠たちのサインが残されたピアノと写真に納まる「レガシーピアノ保存プロジェクト実行委員会」の柴田建哉会長(左端)ら=29日午前、福岡市

福岡市内でのコンサートで使用され、世界的音楽家のサインが数多く記されたグランドピアノ1台を修復・保存するプロジェクトが同市で始まった。市などでつくる実行委員会は29日の記者会見で「修復後はみなさんに親しんでもらいたい」と話した。

実行委によると、ピアノは1963年から2007年ごろにかけ、福岡市民会館や、現在保管されている福岡サンパレスホテル&ホール(同市)で演奏された。ピアノの内部には世界的ピアニストのケンプやルビンシュタインら38人のサインが残っている。

ピアノに残されている、ケンプ(中央下)ら世界的巨匠たちのサイン=29日午前、福岡市
ピアノに残されている、ケンプ(中央下)ら世界的巨匠たちのサイン=29日午前、福岡市

約1年かけて修復予定で、全費用約1800万円のうち、1千万円をクラウドファンディングで募る。期間は29日から10月末まで。

実行委会長で、西日本新聞の柴田建哉社長は「市民の力でよみがえらせ、福岡の宝にしたい」と話した。

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