「将棋の奥深さ感じた」 藤井叡王就位式

将棋の第7期叡王就位式で、就位状を手にする藤井聡太叡王=28日午後、東京都港区の明治記念館(酒巻俊介撮影)
将棋の第7期叡王就位式で、就位状を手にする藤井聡太叡王=28日午後、東京都港区の明治記念館(酒巻俊介撮影)

将棋の第7期叡王戦五番勝負で2連覇を果たした藤井聡太叡王(20)=棋聖・竜王・王位・王将=の叡王就位式が28日、東京都港区で行われた。

藤井叡王は5月、タイトル初挑戦の出口若武(わかむ)六段(27)を3連勝で下し、初防衛に成功した。

藤井叡王はこの日、黒紋付き羽織はかま姿で登壇。主催の不二家や日本将棋連盟から就位状や賞杯などが贈られた。謝辞に立った藤井叡王は「初めて自分より後に棋士になった方とのタイトル戦で、新鮮な気持ちで臨めた。改めて将棋の奥深さ、自分の課題を感じたシリーズとなった。今期の経験を生かし、より良い将棋が指せるよう精進したい」などと語った。

その後、20歳になったばかりの藤井叡王は取材に応じ、「お祝いの酒を楽しみたいか」との質問に、「しばらくは、たしなむくらいにしたい」と話した。また、家事を両親に頼ってしまっていたことにも触れ、「少しは自分なりにできれば。まずはアイロンがけから」と笑顔を見せた。

藤井叡王は叡王戦を皮切りに防衛戦が続き、第93期ヒューリック杯棋聖戦でも3連覇に成功。現在は第63期王位戦七番勝負で豊島将之九段(32)の挑戦を受けている。

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